「地震、かみなり、火事、オヤジ」と言うのはかつて怖いものの代表でしたが、
現代のお父さん達は「地震、欠陥住宅、凶悪犯罪、女房」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
生命に危険を及ぼす地震はいつ来るかわからないので、耐震性のある家づくりをしておきたいものです。
木造住宅の耐震対策
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現代のお父さんたちの怖いもの
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木造住宅は地震の時大丈夫?
木造住宅は地震の時大丈夫かとよく聞かれます。
現在の木造は耐震性能が向上しています。
縦揺れ地震の場合は、柱と梁で組まれる木構造には強みとなります。
しかし木造は、強い横からの力がかかると変形するので、横揺れには弱い性格があります。そこで柱と梁をしっかり金物で接合する方法がとられています。
柱と梁、耐力壁の配置、適材適所へのしっかりした金物による接合によって木造も耐震性をもつことができます。
悪徳リフォーム会社や施工会社による欠陥住宅問題で見られることですが、柱と筋交いの接合部に隙間があったり、接合部の釘の本数が足りていなかったり、金物の取り付け位置がずれていたり、ボルトが締まっていないなどのずさんな工事による被害が増えていますので、業者選びが重要なポイントです。 -
自分の目で見て確かめるのが大切
また、木造住宅を建てる前に、どんな部材が使われ、どのような場所にどのような金物が接合されて耐震性が確保されるのかしっかり説明を聞き、構造見学会などに参加して自分の目で確かめましょう。
そしてわが家の工事が始まったら現場に出向き、接合部の金物はきちんと取り付けられているのかをチェックしたり、現場で説明を受けたりすることも必要ですよ。
地震に強い安全な木造住宅を建てるために、いろいろ心配なことがありましたらどんなことでも弊社にご相談くださいね。
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