社長ブログ

床下の毒物  シロアリ防除剤

(2005年05月09日)

シロアリの本外断熱地熱住宅を私たちの会社でもスタート。
技術協力を千葉県の玉川建設さんにお願いしています。

その関係もあり、たまちゃん(玉川建設常務取締役)とお話したおり たまちゃんから「専務この本読んでみて。凄いよ!怖いよ!」と一言。
 
早速 どれどれ  
『床下の毒物シロアリ防除剤』という書名に違和感と驚きを感じつつ・・・

いったん薬剤によって住宅が汚染されると、床下の土を取り除いても、木材を削っても元には戻らない。また,隣家のシロアリ防除でも被害が発生する事も、まいてからでは遅すぎる!

シロアリ防除剤の多くは、農薬と同じ有効成分を含む神経毒性のある有機リン剤です。
まかれた薬剤は蒸発して床下に充満し、さらには室内空気を汚染します。

知らず知らずのうちに汚染された空気を吸った人は・・・
まさに、シロアリ防除剤が毒ガスと化して人の健康を損ねています。

シロアリには薬剤をまくのが当たり前、さらにはシロアリがいなくても
(予防)と称して薬剤をまくのが当たり前、という私達の意識そのものを変える必要があります。

建築家もシロアリ防除剤の要らない家の建て方を真剣に考える必要があります。

それぞれ被害を受けた人達のコメントでは、シロアリ防除後,家を放棄した家族もいるとも。
家が壊れる前に人の体が壊れています。
シロアリ防除による健康被害が無くなること、薬剤に頼らない家造りが社会的に広まることを願って締めくくってありました。

この本を読んで私達の会社では?勉強させていただいた一冊でした。

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