横浜や都市部など利便性が高く人気のある土地は、価格が高いため、限られた敷地しか手に入れられないというケースもあるでしょう。
このようなエリアで注目されているのが狭小住宅です。
狭小住宅とは、30坪以下の限られた土地に建つ住宅で、工夫された間取りによって、広々と暮らすことができることが魅力です。
例えば、横浜の15坪の土地に3階建ての狭小住宅を建てる場合、どのようなことが間取りのポイントとなるのでしょうか?
横浜で15坪の3階建て狭小住宅を建てるときの間取りのポイントとは?
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室内を広く使う間取り
例えば、部屋の仕切りは可動式にすることで、普段は開けて広々とさせておき、必要な場合だけ閉めるという使い方ができます。
また、3階建ての狭小住宅の場合、部屋の入口も省スペースにできるというポイントがあります。
引き戸を使えば、ドアと比べて開閉時のスペースを省くことが可能になります。 -
開放的なリビング・ダイニングキッチン
3階建てなら、2階をリビング・ダイニングにすることで、ベランダから採光でき、ワンフロアをまるまる使う間取りで、開放的なスペースになります。
壁側に寄せるI型のシステムキッチンなど、15坪の狭小住宅に適したタイプを選ぶこともポイントです。
また、キッチンを仕切らずオープンかセミオープンにすることで、リビングからの視線をさえぎらず、広々と感じます。
3階へ続く階段は、らせん型やスケルトンタイプにすると、圧迫感がなく省スペースになるでしょう。 -
スキップフロアやロフトを取り入れた間取り
狭小住宅では、スキップフロアを取り入れた間取りが注目されています。
床の高さを半分だけずらす方法で、通常の3 階建てよりも空間を増やし、15坪の敷地でも十分な生活スペースを確保することができます。
また、ロフトは屋根の形状によってお部屋の形も変わってきますが、書斎や子ども部屋として活用できます。
斜めの屋根など天井が低くなっている部分は、収納スペースに利用するなど、15坪の空間を最大限に活用することがポイントです。
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