二世帯住宅は、それぞれのご家庭によって希望する間取りが違ってくるため、二世帯住宅のタイプが異なると、価格相場にも違いが出てきます。
共有部分が多ければ、その分だけ設備が減りますので価格を抑えることが可能です。
二世帯住宅には、完全同居型、部分共有型、完全分離型の3タイプがありますが、住宅密集地が多い横浜市内で二世帯住宅を建てたい場合、それぞれどれくらいの建築費用になるのでしょうか?
横浜で二世帯住宅の価格相場ってどれくらい?
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完全同居型の二世帯住宅の価格相場@横浜市
完全同居型とは、設備のすべてを共有するタイプで、同じ家に暮らすという昔ながらの同居のイメージです。
お互いのプライバシーは守りづらいですが、最大のメリットは建築費用を抑えられることです。
完全同居型の二世帯住宅を建てる場合、横浜市内であれば、建築費用は30坪で1900万円前後、40坪で2200万前後が相場だと言われています。 -
部分共有型の二世帯住宅の価格相場@横浜市
二世帯住宅の部分共有型とはプライベートな部屋はしっかり確保し、一部の住宅設備は共有するタイプです。
例えば、寝室だけはそれぞれ世帯で分けて、台所、お風呂、玄関、リビングなど、共有するスペースが多いほど価格が低くなります。
完全分離型に比べ、共有する設備の分だけ費用を抑えながら、一部分ですがプライバシーを守れるというメリットもあります。
横浜市内での建築費用の相場としては、30坪で2800万円前後、40坪で3800万前後です。 -
完全分離型の二世帯住宅の価格相場@横浜市
世帯で完全に分かれて暮らせるため、プライバシーをしっかり守ることができるのが完全分離型です。
お風呂、キッチン、トイレ、リビング、玄関など、住宅設備がすべて世帯ごとに必要なので、二世帯住宅のなかでは、この完全分離型が最も価格が高くなります。
横浜市内で完全分離型の二世帯住宅を建てる場合、30坪で3200万円前後、40坪で4300前後が相場でしょう。
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