照明計画:「映り込み」を考慮する

  • 室内照明の「映りこみ」
    室内照明の「映りこみ」

    夜景を楽しみにしていたレストランで、店内の照明が反射して夜景がきれいに見えない…。

    そんなご経験はありませんか?
    また、ベランダやお庭の植物をライトアップしているのに、室内照明のせいで、窓の外の景色がはっきり見えない…そのようなお宅は多いのではないでしょうか。

    これは、室内照明の「映りこみ」によるもので、ガラスに部屋の照明が反射してしまうと、外の景色が見えにくくなります。
    部屋の中と外の照明を別のものとして考えると、こうしたケースに陥ります。

    もちろん、部屋の照明を消して真っ暗にすれば、外の景色ははっきり見えますが、それでは暗すぎて生活に支障が生じますよね。

    でも、ちょっとしたコツで外の景色は室内からきれいに見えるようになるんですよ!
    しかも、屋外まで空間が一続きに見えるので、部屋が広く感じられて一石二鳥!

  • 映りこみを防ぐ照明術
    映りこみを防ぐ照明術

    まず部屋を真っ暗にして、窓に近い照明からつけていきます。窓に光が反射しない照明を選んで点灯していくのがポイント!
    窓際にダウンライトやブラケットがあればベストです。

    窓の近くに照明がなければ、スタンドを窓際に置いて天井や壁をライトアップ。
    優しい光が部屋を包み、直接照明よりも外から室内を見えにくくする効果もあるのでおすすめです。

    ベランダやお庭のあかりを室内に上手に取り入れて、ガーデンライトや夜景を楽しみたいですね。

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